
“「ハッピー」に「エコ」をすること”?
もちろんその意味もあります。
けれどもう少し広く、
“モノの裏側にある物語を知った上で、
自分の心の声を聴いて
心地良いと感じる選択をする”
という意味を込め、「ハッピーにエコる」とつけました☺
「心の声を聴くこと (=ハピエコ)」にこだわっている理由①
一人ひとりの毎日の小さな選択は、3万5000回もあると言われています。
この3万5000回のうちの一部は
「消費の選択」であって、
この「消費の選択」が様々な人によって積み重なっていけば
「社会の需要」となり、
スーパーに並ぶ商品や、メディアで流すニュースの内容が
形づくられていく。
だから、自分の消費選択を5回に1回でも
地球にやさしいものにするだけでも
かなり大きな変化を社会に与えることができます。
わたしたちの毎日の選択は、未来の社会課題の「原因」でもあり
「解決策」でもある☺

けれど、その選択をするときの
自分の「心の状態」について、考えたことはありますか?
例えば、眉間にシワを寄せて完璧なエコを目指している人がいたとすると、
その周りの人たちから見たら
「やっぱりエコをするなら0か100なんだな。中途半端だと周りから揶揄されそう。
それなら自分は100は出来ないから0だ。」
という選択を、自分の心の状態次第で取らせているかもしれません。
逆に言うと、心の声を聴いてハッピーな選択をし
自分自身が心から楽しんで生きることで
「楽しそう!自分もやってみたい!」と
思わせることもできます。
「自分の心次第で、周りの人にとっての
環境問題への心理的なハードルを上げることも下げることもできる。
だから私たちハピエコは、
“「100」頑張る人が1人;その周りの人が「0」をやる”社会より、
自分が楽しんで生きることで“その周りの100人が集まり
「10」をやる”社会の方が、
結果的に周りの人の「環境問題に対するハードル」が下がり
より多くの人を巻き込めて、
明るい未来をつくることができると考えています。
「地球の正解 (=完璧さ)」で生きるのではなく
自分がまず一番心地良いなと感じる選択をし続けて、
「この人、いつも楽しそう」と思ってもらえるくらい心が健康的で、魅力的な人になること。
自分が「自分にとっての正解」を生きること。
それが、「ハッピーにエコる」です☺
「心の声を聴くこと (=ハピエコ)」にこだわっている理由②
日々の「消費者の選択」を左右しているものは何か?
「ハピエコ」は、一人ひとりの「心の状態」なんじゃないかと考えています。
だって、(「経済的な余裕」も含むけど) 心に余裕があったら、
選択をする時、おそらく「安さ」だけじゃない他の物差しも出てくると思うから。
例えば、「機能性」「健康」だったり
「モノの裏側の物語がどうなっているか」だったり。

だから、自分の心の声を聴いて日々の選択をしていくことが
一番の「社会貢献」だと思っています。
自分の心の平穏から、すべては始まる。
「心の声」と「頭の声」の見分け方
うんうんなるほど、「心の声」が大切なのは分かった。
でもどうやって聞くの?
「頭の声」との見分け方はどうしたらいい?
そんな声が聞こえてきそうなので、最後に1つ、見分け方を紹介させてください☺
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『1つ目の理由』でも少し出てきた、「心の声=自分にとっての正解」という話。
この考え方でいくと、
「心の声」の主語はもちろん、“自分”になる。そして
「頭の声」の主語は、“社会”や“周りの人”になると思うんです。
例えば、これを読んでくれているあなたにも、
「ワクワクするのはAだけど、メリットが多いのはBの選択」
という状況に、遭遇したことがあるかもしれません。
そんなときに、私たちはよく「B」を選択しがちです。
なぜならメリットが“見える”から。
心の声「ワクワク」や「なんとなくAがいい」は、言語化が難しいから
何かを選択するときの物差しとしてはあまり重宝されないことが多い。
ちなみに、どんなことでも何かをしていたら壁にぶち当たる時があると思うけど、
そんなとき、その壁を乗り越えられるかどうかは「ワクワク」というガソリンが大役を果たすことが多いと思うんです。
Bをとれば、メリットがあるから最初は社会的に上手くいくかもしれない。
けれど、壁にぶち当たったとき、頭で考えた「メリット」で選んだ選択肢より
心で選んだ選択肢の方が、その壁を乗り越えられると思いません?
社会にとっての「正解」をいく選択肢は、誰にでもとれる行動だけど
自分の心が動く選択肢は、自分にしかとれない。
せっかくこの時代にこの場所で生まれてきたなら、
自分だけの正解を生きてみた方がおもしろいじゃん!
とかも思っていたりします☺

毎日3万5000回もすると言われている「選択」の判断基準に、
今よりもう少し「心の声」を取り入れたら
「社会や周りの声」「~すべき」などにあまり振り回されず、
心に少し余裕ができて、
モノの裏側にある物語や、
周りにいる大切な人、
未来のこと、地球のことに、今より意識を向けられるんじゃないかな。
そう思い、「ハッピーにエコる」の考え方・生き方を
日本の、そして世界の当たり前にさせたくて
現在活動しています。
心の声を聴いてハッピーな選択を。
ここまでの長文を読んでくれた、イノベーターなあなたと一緒に
「ハピエコ」な社会をつくりあげていきたいです☺
